ゆとり君とハイテンション

先日、とあることで他部署からゆとり君の素行に関してクレームを受けたため（勤務時間内に女性社員の写真を撮影していたらしい）、別室に呼び出して事実確認をした後（あっさり認めた）注意したのですが、もう不気味なくらいのハイテンションでした。

「そうなんですかー、本人は嫌がっているようには見せませんでしたがーｗｗｗ」

「すいませーんｗｗｗ」

「じゃあ、気を付けまーすｗｗｗ」

ニコニコしながら反省の色は見えませんでした。

必要以上に落ち込まれるのも困ったものですが、むしろ注意されることで自分が話題になったと嬉しがるようなポジティブさを備えた部下は、なかなか手を焼きます。

いっそのこと殴ってやればよかったのかもしれませんね。

ゆとり君は女子力が高い

「この机、女子力が高いな」


出張でオフィスに来た役員の一人がゆとり君の机の上を見て言いました。

それもそのはず、ゆとり君の机の上にはお菓子が常備されており、それも女の子が好きそうなグミとかチョコとかが置いてあります。もちろん、それらは自分で食べるためのお菓子ではなく、お気に入りの女子社員に配るためのものです。まあ、エサみたいなものですね。

そして、そのお菓子以上に強烈なのが、人形。具体的には紹介できませんが、いわゆる「かわいい系」の人形とかミニフィギュアを机の上に飾っているのです。女子ウケするとでも思っているのでしょうが、キモいの一言です。

聞いたところによると、他部署の若手社員（男）が、何かのお土産でもらった「ゆるキャラ」人形を机に飾っているのを見た女性社員（ゆとり君の一番のお気に入りの子）が「それ、かわいいですね～」と声を掛けているところを、ゆとり君が目撃して以来、始まったようです。

きっと、ゆとり君も「それ、かわいいですね～」と言われるまで、女子力の高い机を演出することになるのでしょう。

しかし、女子力の高い男を好きになる女性っているのでしょうか・・・。

ゆとり君と体調

月イチで遅刻するゆとり君ですが、朝は異常に体調が悪そうだということでも有名です。

「ゴバゴブェッッツ！！！」

非常に汚らしい音声で、咳をまき散らします。

そんなゆとり君も、午後からは元気になってきて、残業中と、飲み会では元気100％です。

ゆとりというより、ただのダメサラリーマンのような気がしてきました。

ゆとり君はゆとり系？

最近、上司と話したのですが、ゆとり君は、ゆとり系ではなく、ゆとり君系（つまり独自の人種）であって、「ゆとり」という言葉で一括りにするのは、同じ世代の若者に失礼ではないか、という結論になりました。

ゆとり君と遅刻

タイトル通りです。ゆとり君、たまに遅刻をします。それも１、２分なのですが、遅刻した日は焦って入室してきます。遅刻した翌日からは始業時刻の30分前には出社しているのですが、だんだん10分前、5分前、ギリギリ、となって、遅刻する感じです。

ただ、かつては、その遅刻も「おいしい」と思ったのでしょうか。遅刻しつつヘラヘラしながら若い女の子に

「うへへ、遅刻しちゃったよ～ｗｗｗｗ」

と・・・。

さすがにその時は男性社員から「ふざけるな！」と怒鳴られていましたが、翌週も同じように遅刻していたので、あまり効果はないようです。

ゆとり君と洗剤の匂い

女の子が大好きなゆとり君、エチケットには人一倍気を遣っています。あまりに気を遣い過ぎて、業務時間中に爪を切り始めたりするのは困ったものです。

毎日着ているワイシャツの洗濯にも気合が入り過ぎているからでしょうか・・・そうです、タイトル通り、洗剤臭いのです。それも強烈に。

その洗剤臭さも女子更衣室で話題になるほど。きっと洗剤を付け過ぎて、しっかりと落ちていないため、ワイシャツに思いっきり匂いが残って（染みついて）いるのでしょうが、洗剤臭さというのは、汗臭さとはまた違った不快感があります。

その体臭で、こちらに近寄ってくるのだから、特に今のような夏場はたまったものではありません。

この前、冗談で一番若い女の子に、今度臭いと指摘してみたらと話題になったのですが、ゆとり君は、何を言っても女性社員から話しかけられるだけで、幸せ感満載になり、全く話が耳に届かなくなるので、無駄なのでしょう。

ゆとり君と女子更衣室

私の会社の女子更衣室は、執務スペースとは少し離れたゾーンにあり、通常であれば男性社員は近寄ることのない場所なのですが、そう、男性が近寄る場所ではないはずなのですが・・・。

「あのさ、ゆとり君なんだけど、よく更衣室の出口付近で見かけない？」

先日の女性社員間の雑談で出てきた話題がこれです。決して覗こうと考えてはいないと信じたいですが、女子更衣室周りをうろついている意図は、女性社員とすれ違いたいからです。本人は偶然を装って「あ、お疲れ様でーすwww」と話しかけてきますが、もうバレバレを通り越して、不気味に思われていること、彼は気づいているのでしょうか。（いや、気づいているわけがないですね）

ゆとり君とカメラマン

社内行事がある度に、事務所で最も若手社員が指名されるのが、カメラマン（ウーマンのときもあります）。

このカメラマン、ここ数年は、最若手社員の仕事ではなくなってしまいました。

それはなぜかというと、そうです、ゆとり君が率先してカメラマンをするからです。

最初は、みんなが嫌がる仕事を積極的に担当して偉いなというのが、周りからの評価でしたが、その内、お好みの女性社員を撮影したいだけだと分かってくると、評価が落ちてきました。

ある時は、集合写真以外は、全部女性社員が写っていたという時すらありました。（カメラマンの撮影した写真は共有されるのです）

既にゆとり君から写真を撮られることを嫌がっている社員すらいるのですが、空気の読めないゆとり君は、お構いなし。

先日は、ついにイベントでも行事でも何でもない、普通の仕事の日に、オフィス内で「試し撮りｗｗｗ」と女性社員を撮影して、割と本気で嫌がられていました。

そろそろ強制的にカメラを取り上げようか、考え中です。

ゆとり君とジャニーズ

会社にはジャニーズ好きの女性社員が結構いて、その内の一人がハマっているのが、亀梨くん。その亀梨くんの身長が171cmというのが女性社員同士の雑談で話題になった際、ボソッとつぶやいたのが、やはりゆとり君でした。そう、彼は、必ず女性同士が会話していると割り込んできます。

「僕も身長171cmですよｗｗｗ」

すかさず、ジャニーズファンの女子が「体重が違う」と突っ込みました。

すると、翌日からゆとり君は・・・ダイエットを始めたのです（笑）


あのね、亀梨和也と体重と身長が一致する男性なんて、この世に掃いて捨てる程いるのよ。

でもね、亀梨君がジャニーズで女の子からきゃあきゃあ言われるのは、体型がスリムだからではないのよ。

顔なの。

もっというなれば、イケメンだからなの。

あなたは違うの。

というか、ジャニーズタレントと身長と体重を聞いた翌日からダイエットを始めようとする、その発想が「キモい」ということに、そろそろ気づいて。

ゆとり君は帰らない

業務別に繁忙期というのはあるだろうが、うちの会社は、基本的に残業の少ない会社である。特に、まだ若手のゆとり君は、それほど仕事の量があるわけでもなく、早く帰れるはずなのに、特定の日は、帰らずに残業しているのだ。

その特定の日とはいつかというと、ゆとり君お気に入りの女の子が残業している日のこと。

最初は、大して忙しくもない時期になぜ残業しているのかと疑問だったが、基本的にこいつの行動基準は「女の子」が基準だと考えれば、答えは簡単だった。特に定時後というのは、オフィスに人も少ないので、女の子に話しかけやすいと思っているのだろう（実際、よく話しかけに行っている）。ただ、肝心の女の子は残業などせずに早く帰りたいと思っているので、延々と無関係なことを話しかけてくるゆとり君は、害虫のような存在である。

さて、ここで疑問に思うのが、仕事のないゆとり君が定時後に一体なにをしているのか、ということ。先日、こっそりと後ろからPC画面を覗いてみたら、過去の資料をもう一度作成し直していた。特に、グラフ関係。ネットサーフィンしていないだけマシなのかもしれないけれど、既に終了した企画の資料を、もう一回作るって、どうなんだろう。

色々な意味で、害虫のようなゆとり君でした。

ゆとり君、帰れよ

定時後、30分過ぎた辺りで・・・

「あの、やることないんですけど」

だったら、帰れよ！！！

まぁ、帰宅してもやることがなくてヒマなこと、他部署の女性社員が残って仕事しているから、一緒に帰るタイミングを計りたいのはわかるけれどさ。。

こういうのが、世の中のサービス残業を助長しているのでは、と思ってしまう。

ゆとり君と空白の時間

女性が絡むと非常に奇怪な行動に移るゆとり君ですが、その一つに、定時後の6時～6時半は席を外すという行動があります。一体なにをしているのかと思い、一度後を付けてみたところ、離れた場所にある書庫とトイレを往復していました。何回も・・・。気が狂ったのかと思いきや、ある瞬間、謎が解けました。その書庫とトイレの間には何があるのか考えてみたところ、会社のエントランスがある、つまり、帰宅中の一般職女性社員が通るのです…。

特にその傾向が顕著なのが、女子社員が早めに帰る金曜日で、この日は「張って」います。ゆとり君お目当ての女性社員（たくさんいる）が通るたびに「おつかれさま～wwww」と笑いながら話かけ、エントランスまでお見送りする。別に構わないのだけれど、この奇怪な行動にも残業代が発生していると思うと、どうなのかなと思う、今日この頃です。

ゆとり君の書類チェック

私「この書類、ここの漢字間違ってない？」
　
ゆとり君「いや、私さんの作った書類を参考に書いたんですよ」

私「どれ？」

ゆ「これです」

私「私の書いた書類、間違ってないじゃん？？？？」

ゆ「・・・なんでだろ。不思議ですね」

不思議なのは、お前の脳みその中だよ、ゆとり君。

ゆとり君のケーススタディ

①　とある調査表の作成を、ゆとり君が実施。

②　記載方法について、ゆとり君から相談を受けた。

③　ゆとり君にAだけ書くように指示。

④　分かりました、とゆとり君から返事有り。

⑤　30分後、ゆとり君から提出された調査票には、AではなくBの記載が。

⑥　なぜBを書いたのか聞いたら、以下のような回答がありました。

「いやー、書いている最中に、こっちの方がいいかなーと思ったんで書いたんですが、何か問題ありますか」

上記のようなやりとりは、毎月に２回くらいあって、その度に、まずは言われた通りやってくれ、変更した方が良いと思うなら、書き込む前に相談してくれ、と毎回言っているのですが、全く改善されません。

さて、どうしたら良いのでしょうか。

ゆとり君と残業時間

ゆとり君は、最近では月に40時間以上残業をしており、部長からはゆとり君のの仕事の割り振りについて考え直そうと言われるほどなのですが、当の本人は、そのような状況にも関わらず、毎日、定時ジャストになると、お目当ての女性社員のいる部署の方にすこすこと歩いて行って、10分から、長いときには30分くらい席に戻って来ません。

そこで、ゆとり君に、

「それだけ残業時間が長いのであれば、定時後にダベりに行ったりするのは、やめた方がいいんじゃない」

と伝えたところ・・・

「その理屈だと、僕は家に帰れませんよ」

と言われました。

私の頭が悪すぎるので、なぜ家に帰れないのか全く理解できなかったのですが、深く突っ込むと、更に理解ができないかもしれませんので、「そ、そうなのね・・・」以上のことは言えませんでした。

さて、私が取るべき行動は

①そもそも、そういう注意はしてはならない

②注意の仕方が悪かった

③お前の頭が悪いだけ、諦めろ

のどれだったのでしょうか。

ゆとり君と女子会

昨日、別のベテラン女性社員と話す機会があったのですが、その際、彼女に言われたのが、

「ゆとり君は、こちらが悲しくなるくらい女の子のことしか頭にない。もうちょっと仕事に集中しろよと思う」

と。

なお、そのベテラン女性社員が主催で開催される社内女子会では、ゆとり君が現在誰をターゲットオンしているのかが必ず話題になります。

昨年は企画のI子さん、今年は人事のK恵さん、そして最近は・・・といった感じで。

なお、ゆとり君は、自分の買ってきたお土産を、必ずお目当ての女性には、余分に配ります。女子全員に平等にしないところが、余計にムカつかれています。

個人的には、早く童貞を捨てて、女性に対する妙な興味を捨ててくれと思いました・・・。

ゆとり君とエクセルグラフ

今日のYUTORI語録です。

私「このあなたの作成したグラフ、「小数点2位以下切捨て」と注書きしているけど、数字は四捨五入になっているわよ」

ゆ「エクセルなんで仕方ないじゃないですか」

いや、仕方ないの意味が分からないんですが・・・

ゆとり君は「事前」の意味が分からない

先週末、某レポートに関して、全員に配信する前に一度確認したいことがあるから必ず見せてくれ、と伝えていたにも関わらず、ゆとり君は当該資料を勝手に配信いたしました。

以下、会話をなるべく原文のまま記します。


私「あの、これ、事前に私が確認したいから配信する前に見せてって言わなかったっけ？」

ゆ「あ、でも今配信したやつ見れますよwww」

私「じぜん、て意味わかる？」

ゆ「あ、でも部長からはOKもらいましたよwww」

私「・・・。」


こいつ、マジで死なないかなとか不謹慎なことを思ってしまいました。

ゆとり君が女性に積極的な理由

まぁ、私が言えた話ではないのですが、多分、ゆとり君は、会社を離れたら、女友達が本当にいないのではないかなと思うのです。

つまり、女性にアクセスできる場所が、会社だけ。

となると、アホみたいに積極的に動くのは、仕方がないかと。

あと、学生時代を通じて、恋愛のイザコザを経験してきていないので、組織内で付き合うとか、振られたときのダメージとか、そういったことも想定できず、今は、ただただ、会社で女の子と会える、楽しい。しかも、自分が先輩になるので、絶対に話は聞いてくれますし、優しく接してくれる。例外はありますが・・・。

ですので、こればかりは身を持って経験していくしかないのでしょうが、普通なら一回フラれた時点でちょっと自分の行動に反省を考えるところ、持ち前の鉄の精神力で無傷で耐えてしまい、再チャレンジを続けるわけです。。。

誰か、ゆとり君を止めてあげて下さい。

ゆとり君のセクハラ語録

お客さんと会食のあった管理職２名が部屋に戻ってきて・・・のゆとり君と若い女性社員の会話。


女性社員「（外出から戻ってきた）課長らが部屋に入ってきたとき、なんかいい匂いがしましたね」

ゆとり「○○さんも、いい匂い、するよ。えへへ」

女性社員「え・・・、やめてくださいよ・・・。」


ポジティブ過ぎるでしょ、ゆとり君。

ゆとり君は童貞

さて、童貞であるということで有名なゆとり君。先日、派遣で同じ部署にいた女性（今は派遣期間終了）から打ち明けられたところによると、ゆとりと二人で別室で書類作業しているとき、唐突に、

僕は女性と関係をもったことがないんです・・・

と打ち明けられて、非常に困ったと。個室で２人作業中のこの手の話は怖すぎるわ。

こういうの、一歩間違えれば、いや間違えなくても

　セクハラ　

だよね。。。

なお、最近では育児休暇から職場復帰した女性社員に興味津々なようで、積極的に話しかけたり、お菓子を配ったりしていて、もうお前は女だったらなんでもいいんかい、って思ってしまう。